観光庁が5月20日に発表した主要旅行業45社・グループの22年3月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比106.7%増の3235億7538万円だった。新型コロナウイルス感染症拡大によるまん延防止等重点措置が解除された影響があり、前年から増加。しかし新型コロナ禍以前の2019年と比較すると28.3%減となった。
総取扱額は3社を除いた多数が前年実績を上回った。一方、前々年同月比は全社が下回った。また、半数以上が2019年比で5割以上下回った。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が109.8%増の3088億2367万円、海外旅行が85.2%増の125億6990万円、外国人旅行が16.5%増の21億8181万円。19年比では、国内旅行が22.6%増、海外旅行が92.9%減、外国人旅行が90.4%減。
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